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鼻息男って?
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以前の投稿に、「ソウルマン(マイケル・マクドナルド)」というのがある。
そこでは彼の 「批判なんか気にしてたら、生きてるうちにできることなんかなくなっちゃうぜ (If you worried about criticism, you would do very little in this life)」 という発言が気に入って、ソウルフルだと誉めそやした。鼻息男もかくありたい。 で、「モータウン2」という続編CDが出ていると、その投稿のときも書いてはいたのだが、 手に入れてはいなかったので先日、これを買った。 それから毎日聴いている。お薦めだ。 特に、 ・ Tracks of my tears ・ I second that emotion という、スモーキー・ロビンソン関係の二曲がとってもよかった。 ものすごく冴えていた頃のロビンソンさんの歌と言われていることは知っていたけれど、 ミラクルズでの彼の唄があまり好きでなくて、どちらの歌もピンときていなかった。 ところが、今度もまたマイケルにやられてしまった。 曲のアレンジの違いは大きいが、それよりも、 ロビンソン氏が軽く唄ってあえて感情を込めていないのに対して、 マクドナルド氏は、しっかりこってりと唄っているおかげで、 やっと気づいたのかもしれない。 英語の、それも詩のもつ雰囲気など鼻息男に理解できるはずもないのだけれど、 「涙の痕」は鼻息男に主人公への親近感を湧かせ、過去の哀しい経験を思い出させて、 聴いていて切なくなるし、 「ノってみるのも悪くない」は恋愛での駆け引き、譲れないプライドのようなものを思わせて、 聴いていて微笑ましい(邦題はどちらも鼻息男のあてずっぽう)。 歌の生まれた時代背景がおそらく違っていることを無視しているのだろうが、 鼻息男の大好きなマーヴィン・ゲイの"生々しさ"、"熱さ"もいいけれど、 オーティス・レディングの"荒々しさ"、"マチズモ"は無比だけれど、 こういうロビンソン氏の"距離感"、"冷静さ"も素晴らしいと思えて、収穫だった。 どちらの歌も、胸の熱さを顔色に出さないようにしている主人公で、 その「こらえている感」がイイ感じだった。 ロビンソン氏の唄い方も、 そういう歌の主人公の個性にあわせていたのかもしれないと思えてきた。 唄/歌に個性がにじみ出るっていうのは、やっぱりすごいことだと思ったよ。[ー、] [Michael McDonald][Motown 2] [Smokey Robinson]
by gyou-ten
| 2005-09-13 23:25
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