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ドシャ降りの雨がやむまで… 凍えそうな冬が過ぎるまで… 暗い暗い夜が明けるまで… 向かい風が止むまで… …夢をみて過ごそう。 現実から逃避する、あるいは、現実に抵抗するために、 もう一つの世界は可能だという夢をみる。 現実を見すえる人は夢を見ずにいられず、 夢を見ない人に現実は真の姿を見せない。 夢 夢があるのさ 一つの夢が 遠い遠い道でも大丈夫さ 夢を、この夢を忘れないから 夢にのらないか 人は笑うだろう ちっぽけな夢だけど大丈夫さ 夢を、この夢を信じられるかい? 夢はそのままじゃ、ただの夢のまま 誰かがそばにいなけりゃ この夢がかわいそうだよ この夢が、かわいそうだよ 君は笑うかな、おかしな夢さ 力を合わせりゃ大丈夫さ 夢を、この夢を、信じられるかい? (間奏) 夢は、そのままじゃ、ただの夢のまま 誰かがそばにいなけりゃ、この夢がかわいそうだよ この夢がかわいそうだよ 夢があるのさ、一つの夢が 夢があるのさ、おかしな夢さ I have a dream. 主人公はこの夢のそばに立つことを選ぶ。 現実と夢の間に立つ人が誰もいないから。 彼は夢を信じることで遠い道を歩いてゆこうとする。 信じない人にはどうしても歩けないような遠い道を。 彼は夢に寄り添い、君は彼に寄り添う。 夢とあの娘に寄り添われて、主人公は遠い道を歩く。 その夢から歩き出して現実にたどりつくまでの遠い道。 夢とふたり連れなら大丈夫。 でも、君がいて三人連れならもっと早く着くだろう。 連れは多ければ多いほどいいだろう。 誰かがたおれても、誰かが引き継いでゆくだろう。 まるで行進のように。 永遠に続くことを願うのではなく、 いつまでも続けることを誓う人々。 【わきみち】"I have a dream"で始まる演説をしたキング牧師のイメージがあるのかもしれません。行進のイメージが湧く理由でもあります。 Imagine 多くの人が信じ込んでいることをあらためて疑問に思うというのはとっても危険で、 あざ笑われているうちはまだ、まともに相手にされていないのだろうとさえ思う。 無視されていたものが、嫌悪されるようになり、ついには責められるくらいになれば、 愚にもつかないと考えられたその疑問はまともだったと認められたということだろう。 もう一つの世界はありうるかもしれない。 誰か一人の妄想に過ぎなかった考え方がひろがって、 それまでの世の中の常識と次第に入れ換わってゆく。 水面に広がる同心円の波のように。 社会的なひろがりを伴う問題も、あくまで個人としての目で観て、 世の中に生きる一人としての立場から考え始めようとする姿勢。 逆に、個人的な問題の中にも社会的なひろがりを認められる感性。 「夢」は"Dream"であるばかりでなく、"Image"でもある。 特別な人だとしてしまうことで安心しようとするよりも、 だれかのコトバを聞き流してしまうよりも、 わかりやすいことだけを選び出すよりも、 大切なことがあるような気がする。 現実は手強い。 でも、それが手強いのは、 みんながそう思いこんでいるからかもしれない。[ー、] その⑩、[忌野清志郎][Ruffy Tuffy][夢] [ラフィータフィー] [愛と平和][GOD] * 第4章「寄り添うふたり」の二曲目です。 次回、あの歌で第4章を終えます。 【清志郎さんの目次】
by gyou-ten
| 2005-12-28 08:02
| 忌野清志郎
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